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Review of the UK oilfield services industry(2015年3月:英語)

本冊子は英国で登録され、年間売上高が1,000万ポンドを超える石油サービス会社(OFS)390社にサーベイを行った結果をまとめた"Review of the UK oilfield services industry"の2015年版です。本冊子は英国のOFSセクターのサプライチェーン別(Reservoirs(油層・ガス層)、Wells(坑井), Facilities(設備)、Marine and subsea(海洋および海底), Support and Services(サポートおよびサービス))の特徴を解説し、ノルウェーのOFSとの収益と生産量の比較を行っています。

2014年の英国のOFSセクターの特徴として、以下が挙げられます。

  • 英国の重要な基幹産業とも言えるOFSセクターの売上は、2008年から2013年までに5年間に62%超増加した。同セクターの2013年の法人税納税額は6億ポンドに達し、雇用者数は134,000人、業界の平均賃金は50,000ポンド、輸出額は164億ポンドに達した。同セクターは今後も重要な役割を果たすとみられるが、最近の原油価格の下落が2015年以降、同セクターに深刻な影響をもたらすと予想される。
  • 北海における大陸棚にはまだ多くの資源が残されているとみられ、その資源量は120億~240億バレルと推定されている。しかし、コストが高騰し、企業が探査のための設備投資を抑える傾向にあることから、探査活動は減少している。
  • こうした状況にもかかわらず、北海の大陸棚における英国のオフショア鉱区のライセンスラウンド(入札)は依然として活発だ。しかし、原油価格の下落により、石油サービス会社はコントラクターの賃金の引き下げや凍結に動いている。また、原油価格の下落が(1バレル当たり60米ドルを下回れば)、開発案件の遅れや中止をもたらす可能性がある。
  • 政府による税軽減措置は今後も継続する必要があるだろう。また、今後、老朽化した設備の廃棄も必要だが、原油価格の低迷が続けば廃棄が進まなくなる恐れがある。
Resilience in a time of volatility
March 2015
Review of the UK oilfield services industry