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Resilience in a time of volatility: oil prices and the energy industry(2015年3月:英語)

今後の原油価格の動向は石油・ガス業界関係者共通の関心事項です。これまでも、石油・ガス事業は好不況の波に左右されてきました。しかし今回は、「1バレル当たりの石油価格が50~60米ドルという事態は例外的な状況であり、原油価格はすぐに1バレル当たり80~100米ドルのレンジに戻るだろう」という一般的な通念を疑う者も増えてきました。石油・ガス業界の最近の成功は、最新のテクノロジーと先駆的なプロセスを石油探査・生産に用いたことによりもたらされたもので、これよって、地政学的に困難な状況下においても原油の安定供給が可能となりました。しかし、昨今みられる供給過剰や他のさまざまな現象を鑑みると、今後は原油価格の不安定な展開が続くとみられます。

本稿はこれまでの原油価格決定の背景を解説するとともに、今後の原油価格の動向について、1バレル当たり65~75米ドル、75~85米ドル、85~95米ドルの3通りの価格シナリオを提示しています。同時に企業が注力すべき3つの分野、financial resilience(財務の弾力性)、portfolio resilience(ポートフォリオの弾力性)、operational resilience(経営の弾力性)に備えることを提唱しています。

Resilience in a time of volatility
Resilience in a time of volatility:
oil prices and the energy industry